呼吸器の病気 [健康]

一晩の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、レム、ノンレム期、レム睡眠とは眼球が速く動く時期で、休める眠り、ノンレム睡眠とは眼球は動かず大脳を休める眠りの両方に現れる病態です。無呼吸の定義では、10秒以上の口と鼻での気流の停止です。この結果十分な睡眠がとれず、日中の眠気、集中力の低下、活力の喪失などが起こります。交通事故や災害事故の原因との関連から、社会的に問題になっています。
 
また心血管系の合併症が多くみられ、さまざまな問題を引き起こしてきます。睡眠時の無呼吸が主な病態であるため、睡眠中の呼吸動態が必須となります。天天素睡眠中のさまざまな生理学的指標を測定するポリソムノグラフィーによって検査が行われ、これにより睡眠時無呼吸症候群は、呼吸運動が停止するために無呼吸となる中枢型、呼吸運動は持続しているが、上気道がふさがるために無呼吸となる閉塞型、両者の混合型の3型に分類されます。

いびきは、睡眠時に発生する粘膜の振動音で、睡眠時無呼吸症候群を疑う重要な症状です。摂取時、睡眠薬などのある種の薬物の服用、性鼻炎や副鼻腔炎などの鼻疾患の存在、咽頭扁桃部の炎症などが原因となりえますので、区別する必要があります。

多くの場合はこれだけで病態の改善が期待できます。VVK上気道の閉塞の原因がアデノイド、口蓋扁桃肥大や形態異常など、明らかである場合は、行われます。睡眠時無呼吸症候群に対しては、経鼻的持続陽圧呼吸が有効です。これは図32のように持続的に陽圧を加えることで、上気道を強制的に開かせておくものです。薬物療法により呼吸を促進させることもあります。



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